2015年は桜が早咲でどこも数日間例年より早く咲き早く終わったような気がします。
京都の桜はどこのお寺も有名で綺麗で素敵で選ぶのに困るくらいですが、南部で桜見物をするなら勧修寺(かじゅうじ)もおすすめです。
勧修寺は宮道弥益(みやじのいやます)の邸を寺にしたことから始まったのです。
また宮道の娘の列子と藤原高藤とのロマンスの地でもあるのです。
そしてその二人の間に産まれたのが胤子(いんし)が宇多天皇の女御となった末に産んだ子が醍醐天皇になりました。
皇室にゆかりの深いお寺なのです。
ちなみに子孫に源氏物語を記した紫式部がいらっしゃいます。
そんな勧修寺ですが、そこまで大きなお寺ではありませんが見どころ結構ありますよ。
灯籠や氷室池、池に集まる様々な水鳥、観音堂、弘法大師像などです。
氷室池の中島に住む水鳥たちが木にとまって休んでいると日本絵画のようです。
今年は琳派400年の節目の年です。
日本絵画のような風景をスケッチするのも楽しいですね。
私の一番のオススメは水面に鏡のように映り込む桜の花と観音堂の景色です。
素晴らしく美しい景色を見られるのは感動ですよ。
是非1度訪れてみて下さいね。
![IMG_6331[1]](http://blog-imgs-73.fc2.com/s/e/r/sereburu/20150506192219164.jpg)
住所・京都市山科区勧修寺仁王堂町27-6